SPX-60

SPX-60は、垂直放射パターンがワイドで、しかもローテイタブルなホーンを備えたフルレンジ、セルフパワードのSRシステムです。この特長によってSPX-60をスタンドアローンシステムとして、またはいくつかをフライング或はスタックすることによってスモールサイズのカーブドラインソースに匹敵するシステムとして使用することを可能にします。

SPX-60は厳選された12”mid/bassドライバーと1.4”HFドライバーとがベストマッチされたシステムで、その1.4”HFドライバーは水平60゜垂直40゜の指向角度を備えたローテーション可能なコンスタントダイレクティビティーホーンでロードされます。小規模から中規模のシステムにおいて、スムーズなアコースティックカップリングと明瞭なボーカル再生、さらに高い音圧をも可能にするのがSPX-60です。
SP15やSP18などのサブローシステムと組み合わせることによって、周波数特性を低域へオクターブ伸ばすことを可能にします。１台のSPX-60と２台のSP15或は１台のSP18との組み合わせのパワーバランスが最適なシステムとしてプログラムされています。

SPX-60はMaster Blaster/Sound ProjectsのSigmaシリーズ（ハイブリッドラインアレイ）の仲間で、究極のモジュラーSRシステムを追求した努力の結晶です。その目的は従来型のポイントソースシステムをさらに追求するだけでなく、リボンソースラインアレイを達成することなのです。