MASTER BLASTER/SOUND PROJECTS
SP20-LineX
卓越したクオリティーを備えた垂直アレイモジュールです。ワンボックスではパワー不足、或はエリアのカバーができないあらゆる状況において、Linexは見事にそれを解決してくれます。
アコースティック特性
音楽性、スムーズな高域放射、驚くべきインパルス反応、そして濁りのないアコースティックカップリングなどがLinexの決定的に重要な要素なのです。Linexシステムから放たれる衝撃的なローエンドのレスポンス性能は重要な特徴です。グランドスタックされているサブウーファーは音全体の統一性を失うことはありませんが、音の多くの成分はフライングされたlinexシステムから放たれます。つまりこれによってLinexシステムは他に類を見ない音圧を届けます。これはライブパフォーマンスにおける感動とダイナミクスを再生する上できわめて重要な事なのです。
実用的なリギングハードウェア
ガイド表示付きアルミ合金のリギングハードウェアで1つのアレイに24台までのLinexを安全で簡単に吊り上げることが出来ます。ウェーブフロントを分解することなく、エンクロージャー角度は最高6゜まで選択できます。
カーボンファイバーコンポジットキャビネット
Linexはその重量の割には考えられない剛性を備えた最適のカーボンファイバーコンポジット構造の超コンパクトモジュールです。Linex1台の重量はたった40Kgです。多数の不規則な補強リブとブレイシングによって複雑なキャビネット形状の剛性がさらに高められています。
コンポーネント
独特な高域ウェーブ-シェイプ-トランスフォーマーの側面にあって、あたかも2つの“ラインソース”のように作用する2つの狭くて方形の分散スロットの裏側に、4つのカスタムデザインの6.5”中域ドライバーがマウントされています。最小の横幅と最適なタイムオフセットが3つのクロスオーバー周波数の出口の間でのスムーズなトランジションと、それから生ずるコンスタントな水平指向角度を保証します。
あたかも1つの左右対称な低域ソースとして機能させるために、2つの12”ウーハーが “サイド放射”としてエンクロージャーにマウントされ、62Hzのバス反射チューニングとして作用をしています。この構造が、しばしばサブウーファーが不要では?と思わせるような感動的なローエンドレスポンスをLinexにもたらします。
セルフパワードではない
Linexはほとんどもっぱら多用途のエンクロージャーシステムとして使用されるでしょう。従ってアンプ内臓に対するほとんどの(全てではないが)主張が論拠のないものとなります。事実、ラウドスピーカーシャシーのパワーパックの密集が既に多くの熱を発生させます。それゆえ、たとえ熱発生が小さなパワーアンプでも、それを加えることは避けるべきです。従って、他の全てのSOUND PROJECTSシステムと違って、Linexはセルフパワードとしては造られていません。